岐阜の自然素材住宅の建築設計事務所です。健康住宅の新築・リフォームを工務店とともに行っています。

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主婦のミカタ 一級建築士兼主婦です。

岐阜の自然素材注文住宅

主婦のミカタ  タマゴグミで働く一級建築士兼主婦がタマゴグミの住宅について語ります。

【タマゴグミの家】住まいに大切なこと  その4

今年は、梅雨らしい雨空が続いています。気温はそれほどでなくても、湿度が高いとムッとした暑さを感じますね。

ただでさえ蒸し暑いのに、外には出せない洗濯物を干すことも多く、家の中は気温の高い真夏より不快な状態ということも。

恥ずかしい話ですが、今年はもう2度も鍋に残った料理をダメにしてしまいました(それも1晩で)。気温だけでなく、湿度が高いと食べ物は痛みやすいとのこと、気をつけないといけないですね。料理はすぐ食べきるか、冷蔵庫へ保存を・・!

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床や建具。
足や手に触れる所に
木がたくさん使われています

そんな失敗もあったこの蒸し暑さですが、それを多少緩和しているのは床や梁・柱に多く使われている無垢の木材です。

湿度が高い時、木の床や柱を触るとしっとり湿っている感触があります。
もちろん表面がべたつくわけではなく、木がいい具合に湿気を吸っているんだなあと感じます。
また断熱材のサーモウールも調湿能力が高く、冬の結露も防いでくれている優れものです。

サーモウールには他にもいろいろ優れた機能があり、また別の機会に触れようと思います。
羊毛でできているのでネコ達も好きなようです。

こうやって書いていると改めて思い出してきました。初めて迎えた夏に驚いた、お風呂上りの心地よいさっぱり感、そして冬感激した、全く結露しない窓ガラス。

何年か住んで慣れ始めていたようですが、このありがたさをもっと感じながら暮らさないと勿体無いですね。

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お客様に見てもらったサーモウールのその後。羊の匂いがするのかな?

そう言えば、玄関や家の中の臭いが気になって消臭剤が必要・・ということが無いのも、特に意識していませんでした。

初めて我が家にいらっしゃったお客様は、「木のいい匂いですね」と言って下さいます。住んでいる私たちはもう特に感じないですが、木が防臭効果を発揮して、自身の良い香りを保っているからなんですね。

木にいろいろ守られているこの家、ありがたいことです。

(さ)

日が長くなって、夕方部屋の照明を点ける時間が遅くなってきましたね。
今回は、その照明の話です。
自宅を計画する時、少なからず照明の種類に悩む人もいらっしゃると思います。

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玄関など多くの場所に使っている
ダウンライト

モデルハウスもこれまで仕事させて頂いたどのお宅でも、基本となる照明は大体同じ仕様です。玄関や洗面所などにはダウンライト、居間や寝室などの居室はライティングレールにスポット照明を取付けていて、その種類はどれも「電球色の蛍光灯」です。

蛍光灯といえば、一般的に白く明るい光が均一に部屋を照らす明りで、事務室やコンビニはもちろん、多くの住宅でも、ペンダントやシーリングライトで使われているのでお馴染みですね。

では「電球色」ってどうなのでしょう。
色は柔らかくて黄色っぽく、物の色が自然に見え、陰影ができるので落ち着いた雰囲気になります。でも昼光色の(白い明かりの)蛍光灯に慣れた目にはちょっと暗く映るかもしれません。
くつろぎたい時にはぴったりですが、読書や勉強には「目に悪いかな?」と不安を感じることもありそうです。

我が家に関して言うと、住んでから電球色の照明にすぐ慣れて快適になり、特に暗いとは感じていません。

また子供達も、この家で読書や勉強をするようになって視力が悪くなった、ということはないです。(視力は個人差があるので一概に言えないとは思いますが・・)
簡単に言うと「電球色はイメージほど暗くない」という所でしょうか。

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レールで取付けるスポット。
付け外しは簡単で位置も自由にずらせます

またスポットライトは、ライティングレールで取付けてあるので、簡単に他のレール用の照明に替えることができます。

手元に明るさが欲しい時や雰囲気を変えたい時などは、昼光色のライトや気に入ったペンダントを取付けるといいでしょう。

読み書きもするし、くつろぎの場所でもある自宅。どう過ごすかによって好みで決めればいいのですが、一度、今までとは違う照明で暮らしてみると、生活にも楽しい変化が起きるかもしれませんね。

(さ)

【タマゴグミの家】住まいに大切なこと  その2

前回の「その1」からずいぶん時間が経ってしまいました。季節も一巡り、今回も「風通し」のお話です。

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階段を上がるとこの眺め。奥の2つの入り口が子供たちの部屋

以前からよくご紹介している部屋ですが、安八モデルハウスでは階段を上がると、吹抜けに続いていきなり居間とキッチンが見え、その奥には子供たちの個室があります。
個室には当然壁と引き戸がありますが、ほとんどいつも開放しているので、2Fは間仕切りのない「1間」の状態になっています。

南から北側、そして西から東の個室側へ。初夏や真夏、家の中を風がよく通って心地よいのは、それを遮る「壁」が少ないから、ということを住みながら実感しています。

2009年に入ってからいくつか、お客様の新築の家で見学会を行いましたが、室内で過ごしていて感じたのはやはり風通しの良さでした。来場して下さった方が感じられた「木の香り」や「開放感」、それらをより引き立てていたのは、吹き抜ける「風」だったのでは?と思うのです。

広さを感じられ、どこにいても家族の居場所がわかり会話もできる。「風通しの良い家」によって生まれる家族の一体感・安心感は、おそらく他の方法では得難い、特別な長所ではないでしょうか。

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ここに座れば、2Fはもちろん
玄関・階段の眺めもバッチリ

ただし、もちろん短所も・・開放的な間取りは「プライバシー」を重視する事とは逆なので、好みには個人差が出るところでしょう。
子供が小さい間は良くても、成長と共に不安や不満を感じることがあるかもしれません。
ずっと快適に住むための方法は、それぞれの家庭で違ってくるでしょう。

どんな暮らしにしたいのかイメージを膨らませて、その「暮らし」を実現していくのも、家族の「家作り」と言えるかも。
家作りは、家族での共同作業、そして共通の楽しみ。
押し付け過ぎず譲り過ぎず、お互いの考えも風通し良くして、進めていけるといいですね。

(さ)

今年は早くから暑い日が多いですね。
暦も6月、すっかり初夏の陽気です。

この頃はまだ冷房は必要なくて、窓を開けると心地よい風が吹き抜けて快適な季節でもあります。そこで今回は窓のお話です。

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西の窓。
真夏でもここからの風が
1Fの土間まで降りてきます

はまず南向きが人気です。次に好まれるのは、朝が明るい東側。北側と西側は、必要な採光や換気を取る以外には特に重視されることが少ないかもしれません。

特に、夏の西日は暑く眩しく、あえて西側に大きな開口を取ることはあまり無いと言えるかもしれません。

安八モデルハウスやお客様の家でも、西側には縦に細長い窓が1部屋に1〜2箇所、南に広い開口がある時は西側は無しの場合もあります。

また北側も、明るさでは他の3方向ほどではないので、必要のない位置には特に窓をつけようという考えが浮かびにくいかもしれません。

でも、西・北の窓で、もしかすると他より勝っているのでは?と思えることもあるのです。

暑い夏、真昼の暑さの中では窓から吹いてくる風も熱風・・ということも多いですね。でも、西や北の窓から入ってくる風は、以外に涼しいのです。

特に明け方〜午前中、また夕暮れ〜夜更けには、外や家の中がかなりの温度になる時期でも、これらの窓辺では思わず立ち止まって涼んでしまうほどです。

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キッチンの目の前に北向きの窓。
これだけで結構明るく、また気持ち良い風が入ってきます

この涼しさが家の中の気温をどれほど下げてくれているのか、はっきりとはわかりません。でも、夏のお昼前には「冷房入ってるの?」と聞かれることもあるし、明け方「もしかしたら少し寒いかも?」と北側の窓を閉める日も。

もちろん、家の中を風がよく通るオープンな間取りがあってこそ、の面もあると思います。でも、西・北の窓って、もっと見直されてもいいかもしれないですね。

ただちょっと気になることも。
2Fの窓って、外の物音が結構聞こえてくるものです。
窓の場所や、人数などによっては、外の会話が筒抜け・・なんてことも。窓の位置や造りにもちょっと気をつけた方がいいかもしれませんね。
また、外でご近所さんやお友達とお喋りする時にもどうぞご注意を・・。

(さ)

【タマゴグミの家】“Origin No1”安八モデルハウス  その4

さて、今回はこの季節ならではの話題です。

雪こそ少ないものの、冷え込みの厳しい日が続いています。“その1”に「冬は暖かく夏涼しい」と書きましたが、今のような寒い時期でも家の中がぽかぽか・・というわけではありません。

居室の室温はむしろ低め。お父さんや子供たちはともかく、私はこの時期いつも厚着、座っている時は膝掛けが手放せない毎日です。

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開放的な吹抜けも、暖気が逃げやすいという難点があります

大きな吹抜けがあり、部屋の間仕切りも2階の天井もないこの家では、エアコンを使っていても室温はそんなに上がりません。

それでは何故「冬暖かい」と言うの?それは家の中全体がほわーんと暖かいからです。

家の中全体が暖められるのは、1F土間の床暖房と、高気密高断熱の性能が活躍しているからだそうです。

「家の中がいつもほんのり暖かい」のは、個室がしっかり暖められる住まいと比べて、決して引けを取らないくらい快適です。

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土間の床暖房は、
止めてからも長い間暖かです

玄関や階段部分がひんやり寒いということがありません。玄関を入ってから家中どこでも同じ温度、それは脱衣室やWCも同じです。(締め切ったクローゼットなどはちょっと寒いですが・・)

また、夜暖房を止めた後や朝起きる時、部屋がぐっと冷え込んでしまうということも無いのです。

冬の室内の温度差は、暮らしの中で結構苦になりますよね。「ヒートショック」という言葉もあるように、特に高齢の方にとっては健康を害することもある危険なものでもあります。

温度差によるストレスがない。

大げさに感じられるかもしれませんが、住んでみて快適だな〜と実感したことのひとつです。

(さ)

【タマゴグミの家】“Origin No1”安八モデルハウス  その3

安八モデルハウス、ここでは室内の収納についてご紹介します。

今日は2008年1月17日。阪神淡路の震災からちょうど13年目にあたります。多くの方が被災された、当時を知る誰にとっても忘れることのできない、痛ましい災害でした。当時身重だった私も、2歳の長女と一緒に明け方の揺れに驚いて飛び起きたことをよく覚えています。

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TVボードなどを兼ねたテーブルと、
壁には造り付けの棚

その頃はアパート住まいで、部屋の中にはタンス・本棚・食器棚などがあり、その上にも使わない荷物がたくさん載せてありました。どの家庭にも見られるやりかたですが、その後の情報を知るにつけ、これは危険な使い方だと知るようになりました。

これから、ずっと長い時間を家族で過ごし、子供達が成長していくための家。
できれば、背の高い家具類は部屋に置かずに済ませたい。

それは家を造るときの希望のひとつであり、大切な条件でした。

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1FWCは兼所長専用の書斎。
多くの本が、ここにも収納できます

普段過ごすリビングなどには、どうしても置きたい物もたくさんあります。そこでこの家では、造り付けのテーブルや棚を作りました。

これらのテーブルの上下や棚などに、普段必要なこまごました物が収納してあります。低い位置や、人が座ったりする場所から離れた所なら、転倒や落下による危険は少ないと考えるからです。余裕たっぷり・・とは言えませんが、意外に収納力のあるスペースとして、工夫しながら活用しています。

そして、前回ご紹介した収納専用の部屋には「普段あまり使わないもの」をしまい、部屋には家具を置かないようにしています。
すると部屋がすっきり広く見えるという2つ目の利点もあるのです。

そしてもう1つ。
我が家でも増えたモノがそこここにあり、ちょっと頭の痛いところですが、収納する場所が無いと、できるだけ「要らないものを増やさない」よう心がけるものです。
買う前にちょっと考えて、余分なものを買わずにすむことも多く、家計にも利点が!

これも効用かな?と実感しています。

(さ)

【タマゴグミの家】“Origin No1”安八モデルハウス  その2

安八モデルハウス、今回は収納の紹介です。

家を新築するとき、どのご家庭でも「収納はたくさん欲しい。」と希望されると思います。でも、どこにどれくらいあったらいいのでしょう?

床下・屋根裏・壁面収納など、よく見聞きするものを充実させれば確かに便利。私も欲しかった・・・でもこれらの設備は、造る時コストがかかるものです。

安八モデルハウスには、収納専用の部屋が、住宅の中と外にひとつずつあります。

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寝室隣に3帖の納戸。赤い襖の奥です

納戸は、ウォークインクローゼットの感覚で使えるように、タンスやクローゼットハンガーを並べてあります。他にも、チェストや本棚がぎっしり詰め込んであって、中はすっかり「物置」然としていますが、おかげで他の部屋はあまり物を置かずにすんでいるのです。

また玄関脇には外物置があります。
中は結構広く造られています。

例えばキャンプやアウトドアのグッズ、カー用品や長靴・傘・・大事だけど、家の中に入れないで済めば嬉しいなあ、ってモノは以外に多く、またかさばるものですよね。そういった道具類を一手に引き受けてくれている物置です。

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玄関脇の外物置。
黒い扉が妙にかっこいいです。

もちろん、ゴミや新聞の一時置き場としても大活躍、主婦には大助かり!たかが物置ですが、実は我が家の中でも自慢の場所なんですよ。

(この「縁の下の力持ち」、ちょっとお恥ずかしい内部ですが、ご希望であればこっそりお見せしたします。。)

納戸も外物置も、使い勝手は一長一短。どんな家にも合うわけではありません。でも収納力をアップさせるひとつの方法かな、と考えています。

また、これらの収納場所には私が考える利点がもうひとつ。それは次にご紹介する予定です。

(さ)

【タマゴグミの家】“Origin No1”安八モデルハウス  その1

安八モデルハウスは我が家です。
「建築士」の紹介ではなく、実際に住んでいる生活第一の主婦の目線でご案内しましょう!

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夜の照明。慣れないと暗く感じますが優しくて暖かい雰囲気です

年前の初夏の完成・見学会を経て、今は家族4人とネコ2匹が住む、冬は暖かく夏は涼しい自宅です。(今年の夏はさすがに暑かったですが)

玄関から入ると1Fの床はタイル貼り、階段上部は吹抜けです。

この階段に仰向けに寝転ぶと夏はひんやりとして、木目も美しい屋根裏を見上げながらついうたた寝・・なんてことも。
また、玄関の声が2階までよく聞こえるので、朝の「忘れ物はない?」「行ってきまーす」夕方の「ただいま」「お帰り〜」の会話も、1階と2階で交わすと、なんとなく楽しいものです。

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帰宅すると、
2階からネコが出迎えてくれることも。

階段は、玄関からすぐです。
目の前には大きな吹抜け。

手摺が、壁側にしかありません。
「これは怖い、危ない」と初めは言われましたが、これも慣れれば快適です。
両手一杯の買い物袋、掃除機、洗濯物。持って上り下りするのにとっても楽です。
たまに、「落ちたら怖いなあ・・」と思いますが。

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帰宅すると、
2階からネコが出迎えてくれることも。

2Fリビングは勉強スペースでもあります。

個室が無かったアパート住まいの頃の習慣で、こんな風についつい会話しながら。
親子一緒に過ごす時間が長くなります。

でも、ちゃんと勉強できてる・・?

(さ)